自分と向き合う方法はアート制作、「自己と対峙・癒しの時間」
『マスキングインクと水彩 バラと蓮の花 光の表現を楽しむアート』を開講しました。
2023年5月27日(土) 開講 日立シビックセンター (茨城県・日立市)
美エイジング®︎協会では、季節の花・蓮とバラをモチーフにした塗り絵をベースに、水彩絵の具とマスキングインクも使用し、色彩表現とデザイン性を楽しむ時間を創出しました。
作品と共に、ご参加の方々です。
地域でこどもさんのワークショップを開講されているリーダーとそのお仲間、絵手紙の先生、アートで自分自身を探求されてみたいという方、いずれもアート制作に高い関心お持ちの方々でした。
アート制作中は、ひと筆ごとにのびのびと思うままに描かれ、集中する時間は凛とした空気感です。
アートによってもたらされる「幸福感」と「高揚感」
作品の完成後には、きまって高揚感に包まれます。
それは絵の上手下手などには関係なく、自分のためだけの時間を集中して過ごし、自分自身の想いを色彩表現に乗せ、味わえた結果です。
自分自身で癒し、作品を完成させたという達成感によって、そこに喜びと笑顔があります。
あれこれ探すほどに、迷走してしまう「自分探し」ですが、その解決方法のひとつとして、色彩表現に触れる時間という視点からアプローチしています。
こうして皆様と集まって、ひととき色彩表現に集中し、ほかの方の表現も見聞きすれば、より大きな気づきとパワーを得ることができます。
作品の完成後には、全員でシェアを行うことで、色彩表現に対する感想や知見を深めていきます。
作品からは、「美エイジング®︎」のキーワードが呼び寄せたかのように、大人で成熟した色彩表現と心情が感じられます。
アートの入り口は「すこしの好奇心」と「対話」
感情が動くとき、色彩表現をしてみることで、スッキリとした爽快感が得られます。
絵画による具現化によって、自分自身の目で確認することができるからです。
心のうごきや、体調に影響を与えたことなどについても、ワークショップに参加した人と共に語りあうことで、探究を深めた「アート鑑賞」の時間を実感いただけます。
ワークショップにおいて、こうした時間はアートに対する主体的な体験となります。
美エイジング®︎協会のアートセラピー・ワークショップでは、アートと心理の要素を随所に散りばめています。
その感覚は、参加者それぞれが感じている日々のテーマや生きる目的へと収束され、人生に深みを持つ時間となります。
ワークショップの告知をご掲載いただきました
・情報紙『 EVENT INFORMATION 2023 5-6号』
(発行: 公益財団法人日立市民科学文化財団)「公演・講座」欄
・Web情報サイト『いばナビ』ワークショップ紹介ページ