美エイジング®︎協会では、創立前の任意団体の2008年より美術館でのワークショップを開講してまいりました。
2020年に全館リニューアルされた千葉市美術館(千葉市・中央区)では、ワークショップパートナーとして、美術館との協働によるワークショップ企画・主催を2年間に渡り行いました。
参加者は小学生を対象としたもの、大人のためのもの、オンラインワークショップなど多岐に渡り、その点は美エイジング®︎協会のあゆみのなかで広がってきた使命とも言えます。
美術館へ訪れるひととは、日常にふと足を止めて癒しや静かに思考する時間を好みます。
美術を通して自分との対峙をもちたい方々といえます。
そうした大人たちに育まれたこどもたちもまた、幼い頃から自然と美術館へ足を運びます。
日常に加えて教育の現場としても、美術館の空気に慣れ親しんでいきます。
日常と美術館が繋がるような循環は、本来の意味でひとが成熟していくために必要な時間と考えます。
美エイジング®︎協会では、加齢をマイナス要素とは捉えません。
知識や経験値のあるひとこそ、社会での活躍や立ち位置がはっきりと定まり、豊かな人生を送ることができると考えています。
美しいエイジングを叶えるために、アートとふれる時間と美術館、自身で探求するアートワークショップは欠かせないものなのです。