大人・シニア対象「アートな時間と場を創出」、美エイジング協会ワークショップ
画像は美エイジング®︎協会のコラージュ・ワークショップから。
ワークショップご参加の方々の「作品」がずらりとイーゼルによって並びます。
作品を皆さんで鑑賞し、想いをシェアする時間です。
美エイジング®︎協会のワークショップでは ' 造って終わり'ではありません。
その作品の背景にある制作者(ワークショップ参加者)の想いまでを
互いにくみ取ることで、鑑賞としての奥深さを体感できます。
画像のおふたりは背中越しでマスクによって表情は見えません。
それでも、ご自身の作品を前に楽しそうに語っている雰囲気が伝わってきますね。
今回のワークショップのテーマは「人生をたどる」というキーワードが含まれているため、ご参加の方にはアラカン世代 (55歳から65歳)も多くいらっしゃいました。
それまでの人生経験から溢れ出る表現は斬新で驚かされるような嬉しい現象が多々起こりますす。
アートワークショップ効果・「他者との違い」を認め合い、「自身の個性」がわかる
日々の生活では他者と自分との違いを素直に認めることができずに
相手の発する言葉に傷ついたり、悶々と悩んでしまったり‥。
その原因のひとつには、それぞれの違いを「個性」として
認めることが出来ていないからです。
ワークショップでは、ほかの方の色彩感覚や表現方法に
驚かされることもしばしば起こります。
「作品」が媒介となり、描いた嬉しさや成果も感じられ、
互いを認め合うことに恥ずかしさはありません。
むしろ、作品を描いた制作者としては言葉を発したくなるかもしれません。
自分自身の背を後押ししてくれるのも「作品」の存在ならでは。
同じテーマのもとに集い、ワークショップの時間に誕生した作品に対する
'表現の違い'には、個性として受け止めることが可能です。
創る側(制作者)と受け止める側(鑑賞者)の双方の間には、
満足感と高揚した気持ちが流れます。
人生は、経験が生み出す「オリジナルな色」によって彩られていく
色彩と結びついた思い出と経験は、印象に強く残ります。
それらは '好きな色や苦手な色' といった個人の色彩感覚の形成にも影響をもたらします。
ひとりひとりのオリジナルな感覚は人生を通して育まれます。
年齢を重ねるほどに、アートのある時間は大切な感覚を蘇らせてくれます。
想いをたどる旅のような時間ももたらされます。
それらを凝縮した人生の一瞬がワークショップにはあります。
人生は、経験が生み出す「オリジナルな色」によって彩られていくのです。
美エイジング®︎協会 コラージュワークショップ
千葉市美術館において
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