人生100年、女性の人生に「アート」を重ねる
アイシングのクッキーのように美味しそうに見える楽しげなこの作品は、「ストリングアート」によるものです。
型紙の上に釘を打ち付け、順に糸を掛けて組みあがる放射状の線で構成されています。
毛糸や刺繍糸は細いラインであっても、糸の渡し方と色彩にる陰影は深まり、自然素材が醸す温かみも感じられます。
辿ってきた道を確認しながら進む様子は、女性が季節を深め、美しいエイジング(加齢)を重ねる姿と似ています。
人生100年という歩みは、いくつもの選択を繰り返して創られていく、個性ある独自の「アート」なのです。
コロナによる変貌の社会を生きる、欠かせない存在と価値観の「アート」
2020年の現在、コロナウイルスの影響で、社会には大きな変化を迫られています。
人との関わりかた、働きかた、家族やパートナーとの関わりかたに、私たちは今までにはない新たな動きを試されています。
色・テクスチャー・空間認識などで構成されたアートの世界に、工夫と継続の精神によって、コロナウイルスと共生するという新たなひと筆が加えられました。
この変貌の時代を生きる時、アートは人生をサポートし、生涯を通じてのパートナーのような存在にも成りえます。
人生100年においても、その存在と役割はクローズアップされています。
美エイジング®協会が推進する「美しいエイジング」
美エイジング®︎協会では、アートを緩やかに広義の意味で捉え、生活に愉しみを与え、人生を彩ってくれるものとしています。
そのため、美術や造形分野以外にも、健康や医療、衣・食・住の暮らしを司る専門家と多くのコラボレーションを
2008年より継続して行っています。
✴︎美エイジング®協会代表理事・桜井まどかの専門は色彩心理学とアートセラピーです。
美エイジング®協会では、さまざまなアート表現によるワークショップとセミナーを開講し、SDGsによる多角的な視点によって、心理面からのアプローチを続けています。
自身の心理を探求する時、アート思考は人生を俯瞰する視点も与えてくれ、悩みに対する答えの糸口を導いてくれるでしょう。
健康で美しいエイジングを重ねていくお手伝いを、2008年よりアートワークによって継続しています。